坊勢島は漁師の島。国内屈指のとても漁師の多い町である。
港には至るところで、若い漁師達の力強さを感じとることができる。
八月の第一土曜には、ぺーロンフェスタが開催され、
各地から多くの参加者が集い、熱戦を繰り広げます。
また、展望台からは、360度の風景が見渡せます。
家島本島は、ひなびた離島をイメージして来ると覆されます。
急斜面に、ぎっしりと建つ家々を見ていると、まるでここは
地中海(笑)…のように統一性はありませんが、独特の景色をかもしだしています。
港は活気あふれ、大きな海運業の船や、漁師船の姿も見られます。
入り組んだ迷路のような路地裏を散策するのも楽しいです。
男鹿島のまるでグランドキャニオンに来たかのような、砕石場の断崖絶壁は圧巻!!船着き場の近くに、鹿公園などもあります。
そしてなんと言っても砂浜が綺麗。毎年八月の第一土曜日には、立ての浜海水浴場で地引網も行っています。
西島の頂上石。実は家島は、古事記に出てくるオノゴロ島の伝承地のひとつです。
その象徴とも言われるのが、山の山頂にある8メートルの巨石。
コウナイの石。別名、天の御柱(あまのみはしら)とも言われています。尚、現在は道が崩れてしまっているため、陸上からコウナイの石を見学することはできません。チャーター船をチャーターして、海上からの見学のみ可能となっています。
家島諸島は、小さな島も合わせれば、四十四あるとも言われています。
漢字で書くと、「四」たす「四」は、末広がりの「八」。
「し」と「し」を合わせると。つ・ま・り、しあわせの島なのです。
家島の名前の由来は、神武天皇が遠出のさいに嵐にあい、避難された時、湾の中に入ると、その嵐が嘘のように静かになり、「まるで家のなかにいるようだ」と言われたことから、家島となったと伝えられています。
別名「えじま」とも呼ばれ、たぶんこれは日本書紀に出てくる、オノゴロ島をえにして国生みをすると言う言葉から、「えじま」と呼ばれているのではないでしょうか。
あまり知られていない家島ですが、国際線の目視ポイントだったりします。
だから、家島の上空には、頻繁に飛行機が飛んでいたりするのです。
もしも、飛行機に乗ったときには、家島を上空から見てみてくださいね。